お悩み
破損したりすり減ってしまうが対策が分からない
騒音が問題で製品価値を落としている
気軽に歯車の精度を管理できる方法はないか?
歯車を作ってみたが精度が満たせずに困っている
歯車に使う成形材料の性能を確認したい
低価格で長持ちする材料を探したい
歯車設計に生かす豊富な
歯車性能データ
種々の材質および異なる雰囲気温度下での強度や耐久性などを知る為には、実験による温度上昇についての基礎データの採取が設計データとして非常に有効です。また環境に配慮したグリースあるいは潤滑油の使用が可能であるならば、歯面の摩擦係数を減少させ摩耗および温度上昇の抑制が期待できることから、併せて検討することも可能です。
歯車測定データの活用
歯車測定は歯車の精度を知るために行うだけでなく、課題解決のためのデータとなります。
耐久試験や騒音試験などの結果と併せて活用することで最適なプラスチック歯車の提案が可能となります。
プラスチック歯車の
強度 ・耐久試験
動力伝達用プラスチック歯車では、歯面の相対すべり速度と歯にかかる荷重および歯車材料の摩擦係数などによって温度が上昇します。その結果、曲げ強さや耐摩耗性などの物性値にも変化がみられ、歯の曲げ強度・耐久性、摩耗・摩擦、騒音などに影響を及ぼします。指定の材料および工法で製作した歯車の平行軸、交差軸、食い違い軸での試験が可能です。
<試験>
・平歯車、はすば歯車の強度・耐久試験
・鈴木式摩耗・摩擦試験
・ウォームギア高速度 強度試験
・ウォームギア低速・高トルク 強度及び伝達効率測定試験
プラスチック歯車の
騒音試験
歯車を動力伝達や回転伝達用として用いるとき、作動中に不快な騒音や振動が発生することがあり、ひどい場合には歯車の損傷に至ります。原因究明には軸、軸受け、ギヤボックス、駆動系、駆動される系などまで考慮しなければならず問題は非常に複雑になりますが、歯車から発生する騒音を減少させる方法の検討が非常に重要となります。
<試験>
・平歯車、はすば歯車の騒音試験
騒音特性と低騒音設計
自社で歯車設計から製作まで行っているので騒音に影響する様々な因子(使用環境、材質、歯車精度、原理・形状など)、例えば中心距離の増加量、歯数およびモジュール、歯の表面粗さ、高負荷かつ潤滑下、摩耗による精度低下、などによる変化にフォーカスした試験が可能です。歯車騒音の周波数分析もあわせて低騒音設計に生かすことをお勧めします。
プラスチック歯車の
精度・かみ合い試験
「CNC全自動歯車測定機」は歯形、歯すじ、ピッチ、 偏心などを、「歯車かみあい試験機」は全かみあい誤差、1ピッチかみあい誤差を測定します。測定データを活用することで歯車づくりへの様々な提案を可能にしています。
<測定・試験>
・歯形測定(JIS規格)
・かみ合い試験(JGMA、AGMAほか)
現場で気軽に品質管理ができる
歯車フレ検査具
お持ちのピンゲージを用いて、気軽に歯車の外径フレ検査、モデルとの比較測定、歯溝のフレ検査(オプション)ができます。歯車精度とフレには相関があり、気軽に歯車測定ができない製造現場や成形機の傍らに置いておくだけで、精度管理が可能になります。2タイプを取り揃え測定可能径の違いのほか、取り付け台を寝かせて面ブレを検査できるタイプ(CFー2)、付属の針端子を用いて部品の高さが測定できるタイプ(CFー3)を用意しています。歯車に不慣れな作業者が多い海外工場などでも好評で、累計500台以上の「歯車フレ検査具」が世界の歯車製作を支えています。
お客様の声
歯車試験・測定サービスに寄せられるお客様の声をご紹介します。
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自動車業界 A社様
試験用治具の変更などこちらの要望にも柔軟に対応して頂きありがとうございました。
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ロボット業界 T社様
今回初めての歯車の騒音試験を依頼させて頂きました。他で試験と歯車の相談ができる所がないので、本当に助かりました。またお願いします。
” -
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モーター業界 M社様
試験を行って頂きました。試験後に耐久性向上のアドバイスを頂き、大変参考になりました。引き続きよろしくお願いいたします。
”
よくあるご質問
- 試験に必要な歯車も製作して頂けますか?
- もちろん可能です。ギヤプラスでは試験用歯車の成形や試験用ウォームの製作も行っています。
- 試験への立会いは可能ですか?
- 可能です。日程等調整させて頂きますので、一度ご相談下さい。