課題
お客様で現在使用されている成形歯車の歯が欠ける市場クレームが発生し、大至急対策が必要とのことでした。そのためサプライヤーに相談したのですが、原因究明や歯車強度向上の要望に後ろ向きの姿勢で、他で対応してくれるところを探しているとのことでした。
提案
歯車の破損原因追及のため、以前のサプライヤーに生産情報の点検を依頼させて頂きました。しかし情報提供に非協力的であること、成形品としては問題なさそうとの判断で、歯車の寸法と精度測定を行いました。その結果、どちらにも問題はなかったため、材料変更及び歯車仕様変更のご提案を行いました。大至急試作を行いたいとのことで、ギヤプラスの「射出成形試作サービス」で数種類の樹脂を使用した試作を行いました。更に歯車耐久試験も行い、最も耐久性のある材料を採用することになりました。収縮率の違いがあるため現行の量産型では対応ができなく、今回は量産型の製作から量産成形まで対応させて頂きました。
ポイント
１．測定を通じた歯車問題の原因追及能力
２．最適な成形材料の提案
３．問題解決に必要な歯車仕様変更の提案
４．量産品と同等の試作の短納期対応
５．耐久試験の実施
６．情報共有に無駄のない一貫した対応
２．最適な成形材料の提案
３．問題解決に必要な歯車仕様変更の提案
４．量産品と同等の試作の短納期対応
５．耐久試験の実施
６．情報共有に無駄のない一貫した対応
お客様の声
大変急なお願いにもかかわらず、快く対応して頂き誠に感謝します。中々、歯車試験まで対応して下さる会社が見つからなかったので、本当に助かりました。
